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おはようございます
院長の伊藤です(^O^)
前回に引き続き、妊娠と歯の関係について、お話したいと思います☆
今回は歯科診療時の注意事項です!
1、歯科治療時のタイミング
→安定期がオススメです。
※妊娠初期、後期でも歯科治療は可能ですが、このような時期は、治療中の不快症状、かなり0に近いのですが、レントゲン、お薬の影響を受けやすくなります。
2、レントゲンの影響
→最近のレントゲンは、デジタル化が進んでいるため、昔よりもレントゲンの被爆量はかなり抑えられています。
ちなみに、お腹の赤ちゃんに影響を与えるレントゲンの枚数を計算すると、歯科のレントゲンを約1000枚撮影しないと、影響は出ませんのでご安心ください☆
3、麻酔の影響
→通常は、お腹の赤ちゃんに影響が出るまでにお薬の効果は分解されてしまいます。
そして、歯科で使う麻酔の量はだいたい1、8ml、さらに濃度は1/80000です。
結果として、麻酔を我慢して治療をする不快症状の方が、赤ちゃんに影響が出やすいかもしれません…
4、処方薬の影響
→はじめにお話した通り、妊娠初期(主に胎児の発育)、妊娠後期では、お薬の影響は出やすいです。
しかし、安定期も含め、妊娠中にお薬の長期間の服用は危険です…
なので、医師、歯科医師、薬剤師さんなどに赤ちゃんに影響が出ずらいお薬を選んでもらいましょう☆
※昔もらったお家にあるお薬を、安易に飲まないようにして下さい!!
〜まとめ〜
簡単に申し上げますと、通常の歯科治療ではほとんど問題ありません。
しかし、心配にはなると思います…
なので、事前にお口の中の環境は整えておきましょう!
そして、安定期の体調がいい時に、最終確認のため、歯医者さんを受診することをオススメします☆
ちなみに、えんなみ歯科ではレントゲン、麻酔薬などの処置については、必要に応じて提案させていただきますが、患者さんの意志を尊重しています。
なので、説明を聞いても、不安・心配な方は、『行わない』という選択肢もありますので、その時は気兼ねなくお伝え下さい☆
妊娠後は、落ち着くまでは歯医者さんに行く余裕もなくなるかと思いますので、それまでにお痛みが出ないようにするためにも、効果的だと思います!!
最後に、医療機関に行かれる時は、必ず母子手帳を持参して下さい!
妊娠していること、今がどの時期なのか、お母さん、赤ちゃんの健康状態、産婦人科さんの連絡先などがわかります(^O^)
長文となりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました☆
次回は、妊娠と歯の豆知識を簡単にお話しようかと思います(^_^)v