9:00~13:00 15:00~19:30TEL:048-858-7770
こんにちは。
院長の伊藤です。
たまには、まじめな話をしようかと思いました(^_^;)
今回は妊娠と歯の関連性について、お話しようかと思います。
第1弾としては、妊娠するとなぜ、お口の中がむし歯や歯周病になりやすくなるか、その対応法についてお話しようかと思います。
お口の中の環境が壊れやすい理由としては、
①つわりの影響により歯磨きがしづらくなる
②食事が1度に摂れず、食事回数が増える
それに加え、つわりなどの影響により、お口の中が酸性に傾き、むし歯菌が繁殖しやすくなる
③女性ホルモンのバランス
などによるものです。
①、②のつわり、③の女性ホルモンのバランスについては、自然現象ですので、対応策は難しいかと思います。
なので、むし歯・歯周病を進行させないためには、いかに『ブラッシング』をうまく行うかが、大事かと思います。
しかし、つわりで歯磨きどころではないですよね…
みなさんに対応できるわけではないですが、妊娠・つわり時の歯磨きの工夫点を考えてみました。
1、お風呂中などリラックスできる時、体調のいい時間帯に行う
2、香料や味の強い歯磨き粉を避ける、または歯磨き粉を変えてみる
3、歯磨き粉をつけない、または少量にする
4、ヘッドが小さい歯ブラシにする
5、奥から手前へと磨く
6、顔を下に向けながら磨く
7、『ながら磨き』をする
8、キシリトール用品を使う
9、しっかりとうがいをする
などがあります。
全ては当てはまらないかもしれませんが、1個や2個は当てはまるかもしれないので、よかったら実践してみて下さい。
これから産まれてくる大事なお子様にも、お母さんのむし歯菌や歯周病菌は感染しますので、少しでもお口の中を整えておきましょう☆
今度は、歯科診療時の注意事項についてお話しようかと思います(^O^)